「イリアムで凸待ち配信(コラボ配信)をしたいけれど、やり方がわからない・・・」
「使う機材ってあるの?」
こんな悩みを抱えるライバーさん多いと思います!
今回は、元スタジオスタッフでデジタルつよつよ現役イリアムライバーのかっちぃが「凸待ち配信(コラボ配信)のアレコレ」を解説します!
この記事を読めば、以下のことは最低限できるようになります。
- 凸待ち配信(コラボ配信)ができるようになる
- 凸待ち配信(コラボ配信)でのマナーがわかる
- 凸待ち(コラボ配信)だけではなく配信で使う機材に詳しくなれる
お時間ある方は、ぜひ読んでみてください!
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イリアムでも凸待ち配信(コラボ配信)ができる!凸待ち配信のやり方は?
配信者であるライバーとリスナーが直接会話して、その様子を配信でお届けする「凸待ち配信」。
ニコニコ生放送やyoutubeライブ配信、ツイキャスなど様々な媒体でおこなわれる凸待ち配信ですが、イリアムでも凸待ち配信ができます!
簡単に説明すると主に2つのやり方があります。
- 別端末の通話アプリから流れる音声を直接イリアム配信端末で拾う
- ミキサーなどの機材を使って音声をまとめ、束ねた音声をイリアム配信に送る
次の項目から、実際の通話アプリを例に出して詳しく解説していきます!
「凸る」とは、突撃するから造られたネットスラングで、配信ではライバーに突撃(いわゆる通話などで直接コンタクトを取りに行く)するといった意味で使われます。
①Discord(ディスコード)を使って凸待ち配信(コラボ配信)するやり方
ビデオ通話・音声通話などができるアプリのDiscordで凸待ち配信をやってみましょう!
- イリアム配信端末
- Discordでの通話端末(スマホorパソコン)
- Discordのアカウント
まず、用意するのはDiscordのアカウントです。アカウントを作成して「自分のサーバー(ファンサーバーになるもの)」を作りましょう!
ディスコードのアカウントと自分のサーバーを作成したら、サーバーのボイスチャンネルに入室してもらう、もしくはDMから凸相手と通話を開始し、その音声をイリアム配信端末に直接届けて配信します。
イリアム配信端末への通話音声の流し方は「配信端末で直録り」と「ミキサー等の機材を使って流す」2つの方法があります。
イリアム配信端末で別端末のスピーカー音声を直録りする
もっとも単純で分かりやすい通話音声の拾い方です。
まず、イリアム配信端末の近くに、Discordで通話している端末を置いて音声をスピーカーで流します。
これだけです。
特に必要な機材はないので、複数端末を持っている人なら誰でもできます。
ただし、この方法のデメリットとして「相手側の音声がリスナーに届きにくい」ことと「音声が重複orハウリングが起こる可能性がある」ことが挙げられます。
スピーカーから流れる音をさらにスピーカーで拾うという感じの配信なので、凸者の環境によってはハウリングを起こし、とても聞きにくい配信になってしまいます。
凸者が配信を見ながら凸る場合、ライバー側が凸者に「イリアム配信端末の音をミュートしておくように指示」しましょう!イリアム配信の音が凸者のDiscord端末に入ると音がループして入力され、二重に聞こえる、もしくはハウリングを起こす可能性があります。
ミキサーを使って綺麗な音声を届ける
なるべくきれいな音声をリスナーに届けたい場合、ミキサーを使いましょう!
直録りの場合、凸者とライバーの音声だけではなく環境音もスピーカーから入力されるため、ノイズ等がのりやすいです。
ミキサーを使えば、配信に必要な音だけをイリアム配信端末に届けることができるかつ、音量バランスも整えやすいのでリスナーも凸待ち配信を聞きやすくなります。
以下はYAMAHAの配信向けミキサー「AG06(AG03も同様の設定で可)」を使った音声入力接続例です。
- ①マイク(ライバー用)
- ②3.5mmオーディオ・AUXケーブル
- ③Apple Lightning USB3カメラアダプタ(USB接続でiPhoneに音声を入力)
- ④イヤホン・ヘッドホン(所有のでOK)
ミキサーを使って配信をする場合「3.5mmオーディオ・AUXケーブル」は必ずと言っていいほどよく使います。オーディオプレイヤーから音楽を流したりする場合にも使うので買っておきましょう。
また、AGシリーズのミキサーを使う場合は「iPhoneにUSB接続できる変換器」も買っておくといいでしょう。Apple純正のやつを買わないと音声入力に不備が出るので、なるべく純正の変換器を購入しましょう。
もし、持っている端末がAndroidの場合はAndroid用の変換器で問題ありません。
必要なものまとめ
Skype(スカイプ)やその他の通話アプリでも同じ方法で凸待ち配信(コラボ配信)できる!
配信ではDiscordがよく使われますが、Skypeなどでも同じ要領で凸待ち配信ができます。
ファンサーバーで凸者を待つという形はDiscord特有かもしれませんが、Skypeなど通話できるアプリなら代用可能です。
しかし、Skypeは動作が重かったり、グループチャンネルをいちいち作り直さなくてはならない等のデメリットがあるため、やはりわかりやすく動作が軽いDiscordを使ったほうが快適な凸待ち配信ができるでしょう。
イリアム凸待ち配信(コラボ配信)のマナーと注意すること
これまでさまざまなライバーさんの配信を見てきましたが、イリアムで凸待ち配信をするとき気をつけたいと思ったことがいくつかあります。
凸待ち配信は普通の配信と違い、直接ライバーとリスナーがコンタクトを取るため、お互いの発言と凸中の環境には少し注意したいところです。
まず、個人情報がバレるような会話ややり取りはお互いに無いようにしたほうがいいのは当然として、通話中における周囲の環境にも配慮したほうがいいでしょう。
もし通話中に家族の誰かが本名を呼んでしまった場合、通話相手だけでなく、その配信を見ている人すべてに個人情報が流れてしまいます。これは絶対に避けたい事案です。
【ライバー&リスナー】個人情報がバレないよう会話の内容や環境に配慮する
初めての凸待ち配信のときは誰しも緊張するもので、会話の展開も予想できないのが凸待ち配信の面白さであり、怖さでもあります。
リスナーの中には「いきすぎたガチ恋リスナー」も稀にいて、そのライバーと繋がろうと個人情報を探る人もいます。
会話というのは展開がとても早いので、つい個人情報を特定される事をいってしまう恐れもあります。リスナーとの会話の流れがおかしいなと思ったら凸する時間の制限を設けるなどの対処をしましょう。
【ライバー&リスナー】ハウリングしないように通話アプリとイリアムの音声出力設定に気をつける
凸待ち配信でミキサーなどを使わずにスピーカーから音を拾う場合、ライバーもリスナーも端末の音声出力設定をすり合わせておきましょう。
前項でも解説したとおり、出ていった音がまた同じ端末に戻ってくる、いわゆる音のループが発生するとハウリングを起こします。
すべての端末をスピーカー状態にした場合
直録り凸待ち配信の場合、凸者のイリアム配信端末はミュート、もしくはイヤホンにするなどでDiscord端末が音を拾わないように指示しておきましょう。
- 【ライバー】通話アプリは外部出力でミキサーに流す
- 【ライバー】イリアム配信端末はミュート
- 【凸者】イリアム配信端末はミュート(配信見ながらじゃなければ特に問題なし)
【リスナー側】あくまでライバーの枠!凸者が独占しないよう心がける
凸者独占が一概に悪いとは言えませんが、やはり主役はライバーです。
他のリスナーが許容している空気の中でのネタで枠独占をやる程度ならいいですが、最初から一人舞台で会話する、長時間歌を歌い始めるなどは避けたほうがいいでしょう。
やはり、リスナーが求めているのはライバーさんのトークなので、その点を
勘違いしないように注意すると、みんなが楽しめる凸待ち配信になります。
凸待ち配信(コラボ配信)時の接続電波はWi-Fiとモバイル通信(4G・5G)どちらがいい?
凸待ち配信時はインターネット通話とイリアムの配信で、通信量がとても大きくなります。
その影響で、Discordの音声が乱れたり、イリアムの配信がぷつぷつして、配信自体ができなくなることも稀にあります。
では、Wi-Fiと4GLTE・5Gなどのモバイル通信、どちらを使ったほうが快適な凸待ち配信ができるのか、ライバーの経験から語っていきます。
※通信電波については端末のスペック等さまざまな要因が関係し、確実性に欠ける話題のため、あくまでひとつの意見としてお読みください。
安定はモバイル通信(4GLTE・5G)ただし通信制限がある
凸待ち配信に限らず、アプリケーションでの通信に関してはモバイル通信が安定度は高いです。
モバイル通信はWi-Fiよりも通信距離が広く、混線時にもすぐ繋がるといわれています。
ただしネックなのが、移動体通信なので場所によっては繋がりにくく、使いすぎると携帯電話の契約によっては通信制限がかかってしまうところです。
特に配信では大容量の通信が求められるので、すぐに通信制限がかかってしまうので、長時間の配信向きとはいえません。ライバー側ではあまり使わないほうが吉です。
凸待ち配信で凸者側の通信に関しては、モバイル回線にしてもらったほうが快適に会話できます。LINEの会話でも経験ある人はいるかもしれませんが、Wi-Fiにすると声が聞こえなくなったりします。Wi-Fi通信は通話に向いていないのが所感です。
光回線でWi-Fi接続はド安定
ライバーも凸者もリスナーも光回線での配信はド安定と言ってもいいでしょう。
基本的に通信制限はありませんし、モバイル回線を上回る通信速度が出せるので大きな問題はありません。
特に、次世代の通信方式である「IPv6対応のルーター」を使うと、通信が混雑することなく常に快適にネットを使うことができます。
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ポケットWi-Fiはプツる頻度が高く通信制限もある
ポケットWi-Fiは裏を返せばモバイル通信のLTE回線を使っている場合もありますが、なぜだか通信速度も繋がりやすさも微妙です。(あくまで個人の感想です)
また、ポケットWi-Fiですが、実は一日の通信量に制限があったりとなかなか不便な事も多いです。
なので、長時間の配信や通話アプリを使うのなら、上手に活用する必要がありそうです。
まとめ
イリアムでの凸待ち配信(コラボ配信)のやり方が全然わからなかった人でも、この記事を読んで少しやってみよう!と思えたなら嬉しいです!
ツイキャスみたいにあらかじめコラボ機能などがあれば迷うことはないのですが、新しいプラットフォームということでまだまだ配信におけるさまざな工夫が必要です。
当記事で解説した方法はイリアム以外のプラットフォームでも活用できる方法ですので、ぜひ参考にしてみてください!